海外の「e-kakashi」導入現場に初の総務省副大臣視察 ~日本の先端農業技術がコロンビアの農業IoTプロジェクト促進に貢献~

Written by Mika | 18/01/30 10:14 | 0 Comments

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海外の「e-kakashi」導入現場に初の総務省副大臣視察 ~日本の先端農業技術がコロンビアの農業IoTプロジェクト促進に貢献~

ソフトバンクグループ傘下のPSソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鬼頭 周、以下PSソリューションズ)と国際熱帯農業センター(本部:コロンビア国カリ市、所長:Ruben G. Echeverria、以下CIAT)は、平成30年1月11日に「e-kakashi」を活用して農業の研究を行っているCIATの研究所及びほ場へ総務省 坂井 学 副大臣をご案内しました。

(左から3人目)坂井総務副大臣、(中央)小川JICA専門家

コロンビアで活用されている「e-kakashi」視察の様子

 

平成30年1月8日(月)から1月12日(金)に行われた坂井総務副大臣による南米ペルー及びコロンビア訪問の中で、「e-kakashi」が導入されているコロンビア、CIATの施設が視察を受けました。この施設ではラテンアメリカにおける省資源型稲の開発と、その栽培技術を確立するための研究が行われており、「e-kakashi」はほ場の環境データの収集と分析だけでなく、栽培技術の確立と普及もサポートするソリューションとして活用されています。また当研究を通じて熱帯地域の人々の飢餓と貧困を減らし、栄養改善を行うことを目標としています。

 

この視察を通して、坂井総務福大臣には、CIATにおける農業IoTの取り組みや、日本の農業IoT技術である「e-kakashi」が国際的な課題解決にどのように貢献しているか、また「e-kakashi」による日本のICT活用動向や現地における技術展開の状況、農業ビッグデータの重要性などについて、幅広く理解を深めて頂きました。さらに、2017年度より実証実験が開始された「e-kakashi」のコロンビアにおけるプロジェクトに対して、「通信状況の悪い途上国で色々工夫をし、 実証実験をやっている」と、坂井総務副大臣より直接評価を頂きました。

 

現地での会談及び視察の様子

 

PSソリューションズとCIATは、今後も継続的に研究開発を進めることで、2ヵ国間における農業IoTの発展のために邁進してまいります。

 

視察概要:

日時:2018年1月11日(木)

場所:国際熱帯農業センター(コロンビア バジェ・デル・カウカ県 カリ市)

導入ソリューション:「e-kakashi」(https://www.e-kakashi.com/

 

日本とコロンビアの研究機関による国際共同研究プロジェクトについて:

コロンビアの稲作は、水田の灌漑基盤が不十分で水や肥料の利用効率が低く、加えて田面の水深が一定せず雑草の抑制が困難であることなどから、生産性が低下しています。さらに、近年では気候変動の影響や貿易の自由化により農業を取り巻く環境が大きく変化している中で、自国の食糧安全保障を確保し、国際競争力のある持続可能な農業の実現が求められています。

この現状を打開するために、日本とコロンビアの研究機関による国際共同研究プロジェクト(科学技術振興機構(JST)と国際協力機構(JICA)の出資によるSATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム:http://www.jst.go.jp/global/index.html)が2014年に始まりました。このプロジェクトでは、改良根系を持つ節水・節肥料型イネ新品種を開発するとともに、先端的なフィールド管理技術を導入し栽培環境に適応させた省資源型稲作システムを構築しコロンビア及びその他の南米諸国に普及・定着させることをめざしています。

 

本取組における各団体の役割:

 

・国際熱帯農業センター(CIAT)         

本プロジェクトにおけるCIATの役割は、主に新品種の開発と評価ですが、センターとしてEco-Efficient Agricultureを掲げており、プロジェクトを通じて、開発された新品種の導入と省資源型稲作の実現による生産性の向上をめざしています。この度のプロジェクトで「e-kakashi」を海外で初めてコロンビアに導入し、灌漑・施肥、また作業管理の低減や精密な栽培管理のためのモニタリングを始めました。将来的にはコロンビアの主要な稲作地帯の異なる栽培環境(カリ地方、イバゲ地方、ジャノス地方など)において信頼できるデータの収集と、アプリケーションの開発等を進めることで、投資を促し、農業のIoT化をコロンビア政府、稲作生産者組合(FEDEARROZ)および農家単位で促進させることを目標としています。これらの取り組みを通して、プロジェクトの目標である「省資源稲作の開発および定着」につなげたいと考えています。

CIATの詳細はこちら https://ciat.cgiar.org/

 

・PSソリューションズ

PSソリューションズが開発、販売する「e-kakashi」は、ほ場から環境情報や作物の生育情報を収集し、クラウドで分析、わかりやすく可視化した結果をフィードバックするソリューションです。e-kakashiの分析結果は、電子栽培ナビゲーションである「ekナビ」としてユーザーに提供され、農業における意思決定、リスクヘッジなどに寄与します。気象データなどをリアルタイムで共有するセンサーはすでにコロンビア国内でも導入されていますが、「e-kakashi」のようにクラウドでのデータ分析や栽培方法をナビゲートするシステムはまだなく、コロンビアの農業が抱える課題解決への貢献が期待されています。

PSソリューションズの詳細はこちら https://www.pssol.co.jp/

 

 

「e-kakashi」とは 

「e-kakashi」は、栽培ナビゲーションを行う農業IoTソリューションです。田畑などのほ場から、温湿度や日射量、土壌内の温度や水分量、CO2やECをはじめとする環境情報や生育情報を収集。収集されたデータは植物科学に基づいて構築された「ハイブリッドAI」で分析され、生育ステージごとに重要な生長要因・阻害要因を特定。今どんなリスクがあり、どう対処すべきか、最適な生育環境へナビゲートします。

また、栽培に関する知見は「ekレシピ」として記録、複数の利用者での共有が可能。栽培、栽培指導や農作業の精密化・効率化を支援します。

※EC=電気伝導度(Electric Conductivityの略)で、農業分野では土の中に含まれる肥料の量の目安として用いられます。

 

e-kakashi参考イメージ
  

 

■PSソリューションズ株式会社 会社概要 

・本社:      〒105-7104 東京都港区東新橋1-5-2汐留シティセンター4F

・代表取締役社長: 鬼頭 周

・資本金:      1億円 ソフトバンクグループインターナショナル合同会社100%出資

・URL:      https://www.pssol.co.jp/

 

※ SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。

※ PS Solutions、e-kakashi およびe-kakashiのロゴは、PSソリューションズ株式会社の登録商標または商標です。

※ その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

 

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